子ども達が小学校へ入学以降、困ったのが
- 約束を間違える
- 盗った・盗られた
- お菓子の扱い
- ちょっとした意地悪
こういった子ども同士のやり取りです。親の目が届かなくなり、子ども同士で勝手にやってくるので色々とトラブルが発生します。そんな小学校低学年でよくある困ったトラブルの対処法を探っていきます。今回は『お友達との約束事』についてです。
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小学校低学年の約束違いは多々ある事を念頭に置いておこう
未就学児の場合も親なしで遊ぶ約束をすることはあるかもしれませんが、大体が親の了承を必要とします。近所ならともかく遠い場所から来る子もいますから尚更ですよね。
つまり小学1年生だと『子ども同士だけで遊ぶ約束をして実行する』経験を生まれて初めてする子が殆どということです。
集合場所の公園から近い子と遠い子がそれぞれ約束したけど、遠いからまだ行ってはダメという方針のお宅もあることでしょうし、お家の予定が重なってしまう場合もあるでしょう。そんなの一年生の段階で全員が説明できる訳がありません。
嬉しくて色んな子と約束しちゃうこともあれば、時間を決めてなくてすれ違いになっちゃったり約束をしている間に他の子と遊んでいなくなっちゃったり...
約束を破られた側だと親としては切なくなるかもしれませんが『よくある事』と割り切ることも必要です。時間の経過とともに、子供の中でも信用できる子・出来ない子を見分けたり約束や報告が大事っていうことを学んでいきます。
約束を破られた時、子どもへの関わり方はどうする??
約束を破られた時の対処法も受け取り方も子どもによって全く違います。
ショックを受けて愚痴る子、じゃあ迎えに行ってくると自ら動いて気にしない子。私自身がショックを受けるタイプだったので、あっけらかんとしているもう一人の子を見てはじめて「そんなに深刻に受け止めなくても良いんだ」と親の方が学んだり。
ショックを受けるタイプの場合「何か用事あったのかもね」とフォローしたり「電話してみたら?」と提案してみることが多かったけど、最終的には親よりもその約束をした友達に翌日直接聞いた方が納得している場合が多いように見えました。
時間が経ったのもあったとは思いますが親が想像であれこれ言うよりも直接本人から聞いたほうが受け入れやすいのでしょう。ということで、お友達に関する批判的な言い回しにならないよう注意した方が良いんじゃないかと思います(頻度や理由にもよりますが)。
そのうち自分なりに信頼できるお友達を選んで約束をしてくるようになります。
あっけらかんとしているタイプは自分で解決したり来ていなかったら別の子と遊んでても「来てなかったから◯◯ちゃんと遊んでたよ」とその場で理由を話している様なので実は特に何もしていません。
この対応も相手のお友達に誤解を招く場合もあるとは思いますが、お互いに同じような事をしているため幸い大きなトラブルにはなっていません。次第に似たような距離感を持つ相手と仲良くなるんじゃないかと思っています。
実際1年生の途中で既にそういう傾向があって、遊ぶ相手は男の子か同じタイプの女の子。女の子同士のやり取りで浮いてしまうんじゃないかと今から心配していますが(実際に既に何度かそれっぽいトラブルが)ちょっとずつ学んで行くことでしょう。
約束を守れない時には・・・?
我が子の場合だと毎日ほぼフリーなのと性格的にも破る側になることは少ないのですが、遠足のお菓子購入時や通院の時に約束されると守れません。
そういう時には我が家の場合、親を挟まずに子供に電話をさせるようにしました。『電話の練習』と『自分でした約束は自分で責任を取る』って意味も兼ねて、です。お友達同士でやり取りすれば大人が間に入るよりも後腐れなく解決しますし、何より色んな学びがあると思います。
おそらく実際に約束を何度も破ってしまっている子に関して知りたいという方もいらっしゃると思いますので、また別の記事に書く予定です。
今回はあくまで1,2年生の約束事に関するトラブルについて。親が深刻に考えすぎない(特に男児はそんな話をよく聞きます)約束のしかたをアドバイスする、などフォロー役に徹することが大事。すっぽかされるのも良くある事っていう大前提を頭に入れといて冷静に対処したいものですね。
ままこ