ハッピーライフスタイル

みうまがとままこが夫婦で子育てと仕事とお金について書いてます。

家事の効率化が成長を阻害するかもしれない

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最近、効率化できる家電に言及している記事をいくつか読んでて、効率化しない家事で得られるものもあるよって話をしたいなと思い立ったので今回書かせてもらいます。

 

この主張は結構伝えたくて何度か書いているのですが、ブログという構造上書いても過去記事に埋もれてしまうので改めて。

 

 

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私自身、出産前は作業療法士として働いた時期がありました。復帰できない程昔ですが、考え方は子育てに影響していると実感することが何度もあります。非効率な家事もその一つ。

 

作業療法では病気や怪我によって以前と比較して落ちてしまった機能・能力面を再獲得するプログラムを立て実際にそのプログラムを実行していきます。

 

そのプログラムの内容は、いかにもって感じの歩行訓練や階段昇降だけじゃなく、

  • 塗り絵
  • 手芸
  • 風船バレー   などをすることもあります。

 

塗り絵や手芸は注意力や集中力を獲得する手段、風船バレーは重心移動の練習にもなり得ます。それが後々のケガ予防に繋がる。歩く練習や階段の上り下りだけよりもケガの危険はグッと軽減されます。

 

回り道に見えることでも確実に力になっていきますし、風船バレーも塗り絵も必要不可欠なプログラムです。もちろん、家事を治療のプログラムとして取り入れる場合もあります。家へ戻った時の事前練習という目的以外に他の効果も期待して取り入れます。

 

能力獲得という面で、多少の違いはあれど子育ても同様だと考えています。

 

 

 

子どもの例で分かりやすいのが、車移動。車で出かけることが増えた子たちは、確かに楽に時間を気にせず移動ができるようになりました。習い事もお出掛けも気軽に出来ていろんな体験が可能になりました。

 
一方で、言われているのが

  • 土踏まずのない子が増えた
  • 転び方が分からず、転んだだけで骨折する子が増えた

なんて話です。車移動が多くなって歩く経験が少ないことが原因とされています。スポーツ関係の習い事ができるような子は問題ないですが、そうじゃない子は土踏まずがない、すぐに骨折なんて事態も十分あり得るわけです。

 

『近所に歩いて買い物をする』という非効率極まりない家事一つで上記の事態は回避できます。好き嫌い関係なく『行かなきゃダメ』なんですからインドア派の子でも確実に外へ出られます。

 

 

食器洗いや洗濯だって余裕があれば手で洗うのもあり。ちょっといつもと違うやり方で泡を多めにして洗っていたらやりたいって言って来るかもしれません。夏場は特に気持ちいいので確率も上がる。そうすれば子供と代わったら良いんです。多少汚れてても死にはしないし。

 

というのも、泡の感触や水の冷たさ、感触、音などの感覚刺激をたくさん脳に入れることが発達に繋がるから。集中力なんかはそういった感覚刺激を適度に処理できるようになって身についていくものです。かすかな音が気になってソワソワしたり服についたタグが異様に気になってしまったりすると授業に集中しにくくなります。

 

昔と比較して小学校低学年で授業中落ち着かない子が増えた話を聞くと、どうしても無関係とは思えません。

 

 

 

散々言っといてなんですが、効率化を求めることは決して悪いことじゃないとも思っています。仕事や育児に追われている時間のない家庭にとって効率化が身体面・精神面の負担を軽くするのも承知しています。

上の子は脱走と奇声の常習犯でお世辞にも育てやすいと言えない子。子ども達も2歳差でしたから、イヤイヤ期と新生児の世話が重なった時には心身共に追い詰められました。加えて言うと、苦手な家事があるので『その部分だけでも自動化できたら助かるのに』と思うことも多々あります。

 

ただ効率化をはかると、子供のお手伝いできる部分が格段に少なくなる。それがネックになり得ることは頭の片隅に入れておくのがいいと思っています。非効率な動きに見えても長い目で見るとプラスになることってありますから、余裕がある時だけでも非効率な家事を取り入れてみるのも良いかもしれません。探せば取りいれられそうな家事も見つかるはずです。

 

逆に家事に振り回されていると感じる場合は効率化も必要。手を抜くのができる環境、性格なら手抜きするのもあり。小さいうちは思い通りに動けませんから。

 

 

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自分自身が「効率化するといいよ」と言われると、もう少し緩く考えるんじゃダメなの?自由にやりたいし完璧にしなくても良いのでは?って考えるタイプなので、(非効率を薦めるのは)そういう性格面も影響しているかもしれません。

 

効率的にとか完璧に・・・と考えなければ、ある程度適当を受け入れられれば遊びを手伝いに繋げられます。さっきの食器洗いや洗濯もですが、お風呂洗いをしながらスケートとかシュレッターにかけずにダイレクトメールをちぎってバラまいてみたりとかだと遊びとしても楽しめるので、後々お手伝いに抵抗ない子に育ちやすいです。

 

お手伝いの習慣は種類によっては見通しをつける練習になります。宿題等で口うるさく言わないで済むかもしれません。

 

ただし、ある程度年齢を重ねた上でお手伝いの習慣を目的とする場合はむしろ効率化した家事の方が習慣化もしやすいかな?とも思います。

 

 

www.benesse.jp

  

結局、家族構成、経済状況、働き方や家庭内での家族の心身の負担、親子それぞれの性格、年齢、どう育てたいのか・・・によって変わります。タイトルのような弊害があるかもしれないことを念頭に置いて、効率化しても影響がなさそうなら取り入れればいい。逆に非効率の家事が良さそうなら非効率な家事を取り入れれば良い。

 

『効率化しない方が良い』ということでも『効率化した方が良い』ということではなく、色んな影響を考慮して決めるのが大切なんだと思うのです。

 

ままこ