ハッピーライフスタイル

子育てを中心に日々の生活で感じたことを書いていきたいと思います。

乳幼児教育の5領域って何?

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就学前、幼児期の関わり方が後々の学歴だけでなく生涯年収にまで影響するという話を耳にしたことはあるでしょうか?

 

2017年に幼稚園教育要領・保育園保育指針・認定こども園教育・保育要領の改訂が告示され、来年度から志向が予定されることになっています。これまでの幼児教育で重視されていた『5領域』の考え方も継承しているということですが、そもそも『幼児教育の5教育』とは何か??を知りませんので探っていこうと思います。

 

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端的に言えば5領域とは
  • 健康
  • 人間関係
  • 環境
  • 言葉
  • 表現

を指しています。小学校へ入学する前の乳幼児の発達は著しく、その後の成長に大きく影響を与える時期でもあります。

 

そこで、幼稚園・保育園では上の『教育の5領域』をバランスよく育て『生涯にわたる人格形成の基礎』を身につけるような活動が行われているそうです。

 

これだけでは少々見当がつかないので、具体的に『健康』や『表現』が何を示しているのか、更に詳しく見ていきましょう。

 

 

『健康』とは何を指しているのか?

健康な心と体を育て,自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。

 

その狙いは

(1)明るく伸び伸びと行動し,充実感を味わう。

(2)自分の体を十分に動かし,進んで運動しようとする。

(3)健康,安全な生活に必要な習慣や態度を身に付ける。

 

とされています。普段幼稚園や保育園に行って自然に行っている事ですね。家庭でも

  • 外出後に手洗いうがいをする
  • 歯みがき・顔を洗う
  • 積極的に遊びに連れ出していく
  • 食事の手伝いなどから、食への興味を引き出す

など、日常当たり前の行為だけでなく、工夫することで楽しみながら『健康』に繋げていくことも出来るかと思います。

 

文部科学省の学習指導要領にも具体的にどんな内容かが記載されていますので気になる方は参考にしてみてください。

 

心身の健康、自立心を遊びや生活の中で身につけていくような内容となっています。

 

『人間関係』とは何のこと?

他の人々と親しみ,支え合って生活するために,自立心を育て,人とかかわる力を養う。

 

狙いは

(1)幼稚園生活を楽しみ,自分の力で行動することの充実感を味わう。

(2)身近な人と親しみ,かかわりを深め,愛情や信頼感をもつ。

(3)社会生活における望ましい習慣や態度を身に付ける。

 

です。人間関係ですので、幼稚園や保育園で言えば先生や同じクラスのお友達、あるいは自分より年上の子や年下の子との関わり方を学んでいくことを指しています。家庭だと、両親、友達、祖父母や地域の関わり…といったところでしょうか。

 

自分の言いたいことを伝え、喜びや悲しみを共有するなど一方的とならないような関係を築けるようフォローしているようです。

 

『環境』って?

周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもってかかわり,それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。

 

 狙いは

(1)身近な環境に親しみ,自然と触れ合う中で様々な事象に興味や関心をもつ。

(2)身近な環境に自分からかかわり,発見を楽しんだり,考えたりし,それを生活に取り入れようとする。

(3)身近な事象を見たり,考えたり,扱ったりする中で,物の性質や数量,文字などに対する感覚を豊かにする。

 

自然だけに限らず、数や文字、標識、国旗などへの興味関心に繋げようとするものです。

 

お風呂や壁に『ひらがなのポスターを貼る』といった行動も環境に含まれます。

 

『言葉』とは?

経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し,相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て,言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。

 

 狙いは

(1)自分の気持ちを言葉で表現する楽しさを味わう。

(2)人の言葉や話などをよく聞き,自分の経験したことや考えたことを話し,伝え合う喜びを味わう。

(3)日常生活に必要な言葉が分かるようになるとともに,絵本や物語などに親しみ,先生や友達と心を通わせる。

 

『表現』とは?

感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して,豊かな感性や表現する力を養い,創造性を豊かにする。

 

 狙いは

(1)いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性をもつ。

(2)感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。

(3)生活の中でイメージを豊かにし,様々な表現を楽しむ。

引用:第2章 ねらい及び内容:文部科学省より

 

となっています。最後の二つは言葉の通りですので省略させてもらいます。

 

5領域となる前は6領域だった時代もありました。特に変わった部分が『表現』ではなく『音楽・リズム』『絵画制作』だった点です(微妙に他の領域も呼び方が違いますが)

小学校の教科のような捉え方をしてしまう弊害があり、『表現』という言葉で表したそうです(『言葉』も同様『国語』の教科と繋がりかねないため『言葉』にしたって論文も発見‼)

 

幼児期の子どもにとって一番の学びは遊びっていうのを示している一例です。

 

具体的な例をあげてみます。

 

例えば、我が子が大好きな絵本『どんぐりむらシリーズ』の『どんぐりえん』でやっていた『お外でお店屋さんごっこ』の場合…

 

どんなお店を出すか先生や友達と話し合いをし(⇒人間関係・言葉)、落ち葉でお風呂屋さんを作って(⇒表現・環境)店名やメニューを書く(⇒環境)。外で遊ぶので園に入る時には手を洗い(⇒健康)値段を書くのに数字を書く(⇒環境)。

 

遊びの中で自然に5領域を網羅しているのが分かります。こういった遊びを通して自然に必要なものを身につけるというのが幼児教育の理想なのかな?と要綱を見ていると思います。

 

 

 

これから入園する子にしても今現在既に通園している子にしても5領域の考え方を知っていれば、その園の方針も見えてきやすくなります。

 

また、「若干この部分が足りないかも?」なんて部分が見えてくれば、家庭でだってうまく取り入れることも可能です。勿論、園で「ここは十分やってくれてるから」と違う面を伸ばすのも一つでしょう。

 

そういった意味でも親が『教育の5領域』を知っておくのは有意義です。是非、今後の園生活を充実させるためにも頭の片隅に置いてみてくださいね。