ハッピーライフスタイル

子育てを中心に日々の生活で感じたことを書いていきたいと思います。

小学生の子どもの心の発達を考えてみよう

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これまで教育をメインに語ってきましたが、心の発達の仕方についても知っておいて損はないので確認していきます。

 

小学校に入った後の友達関係とか勉強の仕方のヒントになれば…と思います。

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小学校低学年

小学生ではありますが、まだ幼児の延長上の様なもの。それでも「大人がしてはいけない」と言った事はしっかりと守ることができ、善悪の判断もつくようになっています。

 

少しずつ親に反論することも出てくるかもしれませんが、まだまだ親や先生の言うことが正しいと考える子が多いようです。特に先生の言葉は絶対的に信頼します。例えば勉強をする時でも、学校で習ったやり方と少しでも違うやり方を教えようものなら「違うよ!こうだよ!!」とすぐに言葉を返してきたり。

 

親が学校と違うやり方を教えるのは混乱の元となるので、先生から聞いたやり方を子どもに尋ねながら勉強を進めていくと理解しやすくなると思います。

 

『人に教える』行為は最も頭に定着させる勉強法です。先生のやり方を聞くって形だと自然に子どもが『教える』形になるので上手く身につくことでしょう。

happy-lifestyle.hateblo.jp

 

また、目が届かなくなるこの時期に心配になるのが友人関係。

 

低学年のうちは仲良しのグループ・気の合う子同士のグループもあるにはありますが、結びつきは強くありません。グループからちょっと外れて違う遊びを始めるような子もいて流動的なのが一般的です。

 

自分以外の他人の事は見えるようになってきていて告げ口が多くなるのも低学年です。先生やお友達の親に報告することなんてざらにあります。ですが、まだ自分のことまで客観的に見ることはできません。「〇〇ちゃん、約束破った!」と言いながら本人も似たような事を何度もやらかしていたことに気が付いていなかったり。

 

まだまだ人間関係を学び始めたばかりの子たちなのでトラブルはつきもの。自分の子どもの気持ちは受け取って味方だということは伝えながらも、冷静に対処したいものです(なかなか上手くいかないかもしれませんが)

 

小学校中学年

いわゆるギャングエイジです。中間反抗期とも。2年生辺りから徐々に兆候は出てくる子もいるようで、絶対的だった保護者や先生から少し離れて同年代の仲間を作って遊ぶ方に重きを置きはじめます。

 

流動的だったグループも段々と固定化されるのもギャングエイジの時期で、友達からの影響を良くも悪くもかなり受けることになりそう。この時期の経験が特に子供が巣立つ際に大いに役に立つようで、心理面における子どもの発達にとって非常に重要な要素です。

 

心理学の世界では学童期の発達課題として『勤勉性』と『劣等感』を獲得することが大切だと言われています。低学年もこの学童期に含まれますが、本格的に『勤勉性』と『劣等感』を獲得する機会が増えるのは、ギャングエイジに入ってからですね。

 

自分が自分の課題に挑戦し、それを成し遂げることに喜びを見いだします。 【勤勉性】
挑戦した課題を上手く成し遂げられない、 自分は何をしても上手く出来ないと・・不全感と自信の無さに悩む。 【劣等感】

 

mbp-kobe.com

 

大人があまり関わらなくなったことで自分たちで判断することが増え、それに伴いミスも増える。その失敗から『劣等感』が芽生えてイライラするかもしれませんが、失敗を受け入れられるようになれれば大成功。『勤勉性』と『劣等感』を獲得する事で『有能感』を得られます。

 

親の方も子の手が離れて楽になったと思いがちになりそうですが、決して目を離さず何か失敗をしていたとしても子どもが受け入れられるようフォローしていければな、とあらかじめ心構えだけはしています。

 

小学校高学年

思春期の入り口です。体が子どもから大人に変化する時期で、この変化に伴い心も不安定になることがあります。自分の意志がはっきりとし、主体性を持つように。

 

いよいよ本格的な反抗期に突入しますが、近年は親子関係が穏やかになり第二反抗期が少なくなったとも聞きますね。 

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親とのかかわり:第2回子ども生活実態基本調査速報版・速報版 - ベネッセ教育総合研究所より

 

心理的離乳」なんて言葉もある様に親子関係が変わる契機でもあります。タテの関係だった親子関係をヨコの関係へと組み替えようというものです。思春期に入る前の段階で子どもの意志を尊重する家庭は、高学年になる以前からヨコの関係を構築していたことにもなり(いわゆる友達親子)第二反抗期が無かったり軽度だったりするそう。

 

その一方で第二反抗期を経験しないことによる悪影響も指摘されています。学校生活を終え、日常生活などで親に依存しがちになるのでは?というものです。

 

親との関係が良くなると、親世代なら友人にしていた悩み相談なども親とするようになります。結果、友人関係が淡白になりがちになるかもしれません。

 

その後の青年期まで見てみると、淡白な友人関係を築くような人の場合

日々の生活において充実感を感じることが少なく、社会的出来事への関心が低く、社会に対して個人は無力だと感じており、さらに自分という存在に対しても不確かさを感じでいる傾向がある。  

 とも言われています。

 

blog.livedoor.jp

 

タテの関係が強すぎて反抗期が遅れれば、(独り身なら良いですが)結婚した相手との関係が上手くいかず成人後に親子関係を見直す必要が出てきそうです。